メリヤス編みってどうやったらきれいに編めるんだろ。
編み地が丸まってしまうけど、どうすればきれいになるのかな。
メリヤス編みは、表編み・裏編みを理解するときれいに編めます。
生地の特性上で端が丸まっていきますが、アイロンをかけて丸まりは取れるので失敗ではありません。
この記事では、メリヤス編みの編み方・きれいに仕上げるコツについて解説します。
さらに、私が使用した毛糸を後半でレビューしています。
※解説動画・画像は別の太い糸で編んでいます。
編み方
メリヤス編みは、一段づつ、【表を編むときは表編み】と【裏を編むときは裏編み】を交互に編んでいきます。
編みはじめの1段目の作り目は表編みです。
2段目は裏編み、3段目表編み、4段目裏編み。。と繰り返します。
表編みと裏編みを、1段ずつ交互に編んでいきます。
作り目の解説はこちらの記事で解説しています。
表編み
編地の表を編むときは、表編み。
裏編み
編地の裏を編むときは、裏編み。
編み方にはフランス式とアメリカ式があります。この記事では、フランス式で解説しました。
メリヤス編みのコツ
メリヤス編みを上手に仕上げていくコツが2つあります。
- 編み目をきれいにそろえる
- 編み上がりの丸まりをなくす
編み目をきれいにそろえる
・メリヤス編みの目が揃わない。
【表編み】と【裏編み】の編み方が違うので、目がきれいに揃わないことがあります。
そこで、【裏編み】で針に糸をかけるときに、左手を手前に倒すことで糸がかかりやすくなります。
針を入れた様子。
針に糸をかけるときに、左手を手前に倒します。
編みあがりの丸まりをなくす
メリヤス編みの丸まりは、編み方で丸まらないようにすることはできません。
編み地の特性上、どうしても端が丸まっていきます。
この丸まりは、すべて編みあがったあとにアイロンで蒸気をあてて真っ直ぐにすることができます。
編みあがった作品にアイロンをかける方法は、こちらの記事で解説しています。
編み図
まとめ
- メリヤス編みは、一段づつ、表編みと裏編みを交互に編んでいきます。
- 編み目をきれいに揃えるには、左手を手前に倒しながら編みます。
- 編み上がりの丸まりをなくすには、アイロンで蒸気を当てれば真っ直ぐにできます。
この記事に使った毛糸のレビュー
パピーのシェットランドウールの毛糸を使いました。
色は生成りを選びました。スコットランドのアランニットにもよく使われている自然の風合いを楽しめる色です。
また、明るい色の毛糸は編み目が数えやすく、初心者の方にもおすすめです。毛糸の太さは並太糸。目の数が多くなりますが、仕上がった時の達成感はなんとも言えません。
洋服も選ばないベーシックな、最高の普段着として活躍してくれます。
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