編み地が丸まってしまって失敗してしまった。と思っている方いませんか?
編み地には丸まる性質があるので失敗ではないです。
アイロンでスチームをかけて整えましょう。
この記事では、アイロンのかけ方・きれいに仕上げるコツについて解説します。
さらに、おすすめのアイロンを紹介しています。
アイロンのかけ方
編みあがった生地は丸まってこんなふうになってしまいますよね。
洋服と同じようにアイロンすればいい?普通のアイロンでかけても大丈夫?どうやって目を整えるの?
ニットにアイロンをかけるときは、生地からアイロンを浮かせてスチームの蒸気を含ませるようにします。
アイロンの重みで編み地をつぶさないためです。
また、アイロンを洋服と同じように生地に押し当ててかけてしまうと、化学繊維の入った糸は熱で溶けてしまいます。(ナイロン・ポリエステルなど)
その為、編み地からアイロンを浮かせて生地にスチームの蒸気をたっぷりと含ませて、手で整えていきます。
ニットの仕上がりは、アイロンで決まるといわれるので丁寧にかけていきます。
スチームが出るアイロンならニット用のアイロンでなくても大丈夫です。
アイロンのかけ方
編み地から浮かせてかけていきます。
手で編み地を整える
目がゆがんでいたり丸まりが強いときは手で整えます。
端の丸まりは手で押さえて伸ばしていきます。
編み地が形が定着するまで冷まします。
裏からもアイロンをかける
裏地からもアイロンをかけていきます。
端の丸まりが強いままだと、編み地をとじるときにやりにくくなってしまいます。
ここでしっかり癖を伸ばしていきます。
最後は手で整えます。
しっかりハンドプレスしましょう。
アイロンをかけるときのポイント
アイロンをきれいにかけていくコツが2つあります。
- アイロンでスチームをかける範囲は少しずつ
- 手でしっかりと整える
スチームをかけたら暖かいうちに整える
・狭い範囲を少しずつかけていきます。
スチームをかけ暖かいうちに手で整えます。
編み地が冷えてしまうと形が決まってしまうからです。髪の毛のセットと少し似ていますね。
手で整えた後は編み地が冷えて乾くまで、そのまま置いておきましょう。
サイズをより正確にするために、ピン打ちをしてからアイロンをかける方法があります。
こちらの記事で紹介しています。
アイロンの種類
今回使用したのは、編み物用のアイロンです。生地にふれる鉄板が熱くならないのが特徴で、蒸気がたくさん出ます。ですが故障のときのメンテナンス・修理に手間がかかりました、、
今は蒸気がたっぷり出て手軽に使えるアイロンが販売されているのでそちらを紹介します。
おすすめのアイロンはこちらです。
【Panasonic NI-CF760-C】
大量のスチームが出るので作業効率がいいです。
故障したと時のことを考えると、知っているメーカーのものが安心です。
鉄板が熱くなるので、注意しながらアイロンをかけてください。
まとめ
- 生地からアイロンを浮かせてスチームの蒸気を含ませるようにします。
- スチームをかけ暖かいうちに手で整えてあげます。
- 編み地が冷えて乾くまで、そのまま置いておくときれいに形が整います。
- 化学繊維(ナイロン・ポリエステルなど)は鉄板にふれると溶けてしまうので注意します。
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